ジェンダーのバックラッシュについて

今日、HPのジェンダーのページをリニューアルしたことを
ブログにまとめていて、
「ジェンダーのバックラッシュ」をgoogleで検索したら、コンパクトでとてもわかりやすいサイトがありました。
・・・現在、日本政府がアメリカに追随して推し進めている新自由主義と、バックラッシュが拠る国家主義や家族主義や伝統主義は、根本的に矛盾するものである。
 しかし、新自由主義を推進する小泉政権が自民党内の最右翼である森派に支えられているように、両者の関係は単純ではない。
 なお、東京都知事の石原慎太郎氏は、元従軍慰安婦を嘘つき呼ばわりしたり、子どもを産めなくなった高齢女性は世の中に不要だとか論じたバックラッシュ派の一人である。
 しかし、彼の家父長的な振る舞いもその国粋主義的な発言と併せて、現在社会を動かしている50代の男性を中心として広い人気を有している。・・・
日本におけるバックラッシュの概観 関東学院大学 : 細谷実
・・・・・ また、こんな記載もあります。・・・・・
 今日、女性の社会進出が進み女性が働いて賃金を得ることが多くなりました。それにも関わらず、再生産労働つまり家事や育児といった仕事はいまだ女性のものです。
 そうした現状はどうして、また、どのようにして起こっているのでしょうか。
 そのような疑問を出発点に、現在進むグローバリゼーションの中で増えていくケア労働者の移動や、グローバル経済のもとで進む、経済格差による女性間での再生産労働の移転・・・これらの再生産労働にまつわる諸問題について、ジェンダーの視点のみならず、人種、階層といった視点からも検討し・・・
 お茶の水女子大ジェンダー研究センター(IGS)主催第18回夜間セミナー:女、移動、そして再生産労働の政治
 結局のところ、”早い話が人間の平等はやめて、弱肉強食の世界にしましょうよ”ということでしょうね。
 人種差別も階層差別も男女差別も当然で、一握りのエリート(と思っている人間)や政治を陰で操る大資本家(戦争でも戦後復興でも大もうけ!)、
に都合のいい社会を、理屈をこじつけ、庶民の目をごまかして作っていこうとしている・・・
 というようなことが見えてきました。
 ・・・人間は誰もが平等で、同じように大切に扱われる権利を持っている・・・という国際連合総会が宣言した、「世界人権宣言」の、
この人権を 認めたくない人たち、つまり、”自分たちの利益が最重要課題の金の亡者たち”少数派が、金にモノを言わせてがんばっているということでしょうか・・・。
 お金はないけど、絶対多数派の私たち、力を結集してがんばりましょう!

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