子どもや孫たちの未来のためにも・・・

「平和・暮らし・自由を 守りたい」 との思いで、さまざまな情報を発信してまいりました。 
 今回の 扶桑社「新しい歴史教科書」採択にかかわって、また従軍慰安婦問題にかかわって
たくさんのメールをいただきました。
 
 その一通一通にお返事を書くことが大切なことだと思いますが、残念ながら時間的に困難と思われる数のメールです。
 そこでこのサイト上でメールの返信にかわるものとして考えを述べたいと思います。
 現在日本の国内には、ニュースソースとして全国的なシェアを持つ大手の新聞、また、地方新聞、雑誌、テレビ番組があります。
 また、インターネットでのさまざまなニュースやその他の情報、さらに資料館的なサイトも増えてきました。
 新聞・テレビ・雑誌・インターネット上の情報と、私たちの日常は「情報の渦」のなかで暮らしています。しかし、その情報は、ある人間(たち)が”事実をみたり聞いたりしたことについて、考え、文章にまとめたもの”ですから、記者・編集者や筆者の考え方が(無意識であっても)反映されているとみなければなりません。
 また、インターネットでの検索は、探したいテーマについて多種多様な情報の所在を提示してくれますが、その情報の正否は各自が判断しなければなりません。
 そこで必要なのは真実を見極める目、だと思うのです。
 この地球上で起きた、さまざまな事件や事象が自分たちの暮らしにどういう影響をあたえているのか、現在のままでは数十年先にはエネルギーも食料も足りなくなるという科学者の予測に対して、子どもや孫たちの世代に向けて私たちがしなければならないことは何なのか、私はその視点で情報を発信していきたいと考えています。
 これらすべての情報から、一人一人が気になることを調べ、判断し、それをもとに個人の責任において、どんな意思表示をし、どんな行動を起こす(あまりにも当然ですが、法律の範囲内で)のか、起こさないのか。
 その「一人一人の考え方、意思表示、行動」が 今後の日本を創っていくのだと思います。
 それが「国民主権」であり「民主主義」の本来の姿ではないでしょうか。
 一つの情報として、 次の 7月21日の提言 “日本の教育の根本部分に「介入」してきた者” 是非お読みください。
 
 

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 ご意見はメールでお願いします。

ただいま誹謗中傷の内容があまりにも多いため、残念ですがトラックバックを一時休止いたしました。
今後に向けて、新たな双方向型のサイトを検討中です。
ご意見はメールでお願い致します。

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「平和・暮らし・自由」 を まもるために

 ご来訪いただいたみなさまへ
 いつも私のつたないブログおよびサイトをご覧いただきまして、誠にありがとう
ございます。
 このたび 私のブログでの扶桑社「新しい歴史教科書」不採択の要請行動へ
の呼びかけ紹介に際し、内容的にさまざまなご意見や、あきらかに誹謗・中傷
と思われるものまで一定数のメールや書き込みをいただきました。
 そのことについての私の見解を述べたいと思います。
まず、「妨害活動」と決め付けている方 ~ これは「要請」であって、国民が
行政に対して意見をいうことは国民の権利であり、大切なことです。
 現に不採択への要請だけでなく、採択するよう応援メールやファクスもたく
さん来ているそうですから、「賛成・反対」の意見をメールやファクスで送るこ
とに問題はないはずです。
 次に「個人情報保護法」に関して疑問をお持ちの方~個人情報保護法とは
「個人の権利と利益を保護する為に、個人情報を取得し取り扱っている事業
者に対し、様々な義務と対応を定めた法律です。 2005年4月より全面施行
されました。
基本的には本人である個人の権利を定める法律ではなく、企業が守らなけ
ればならない義務を定め、それに違反した場合には行政機関が処分を行な
うという性格を持っています。」
(参照→http://www.ntt.com/business/p-info/gaiyo.html)
教科書選定委員長・教育長の氏名は今回の教科書採択に関しての責任者・
教育行政の責任者として「公人」との立場で一度載せましたが、その後「今ま
で氏名を出すのが当然だったが、最近は各自治体とも、法との関係で教育
長名など個人名は出さないようにしているはずです。」という助言をいただい
たので、とりあえずブログからは削除し、LOVE PEACEの平和情報ページ
からは氏名を削除しました。
 誤解もあったようですが、住所、電話番号、ファクス番号、メールアドレスな
どは、すべて公的機関の役場・教育委員会等のものであり、個人情報ではあ
りません。
 最後に扶桑社「新しい歴史教科書」が なぜ問題なのか 疑問をお持ちの方~
日本国憲法 前文で 
「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決
意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」  
とあります。
 この教科書では、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が」おこりかねないと
考えているからです。 詳細をここに記載するには長すぎますので、http://www.jcp.or.jp/topics/kyoukasyo.htmlを ご参照ください。
 憲法12条にもあるように、
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力」 で 守らな
ければなりません。
 もし、戦争がおきれば 戦前のように 自由も権利も 大きな制限を 受けるこ
とになります。
 「日の丸」「君が代」も国民の十分な議論がないまま法制化され、「教育では強
制しない」といいながら、今現在、学校現場に強制されています。
 また、憲法を変えてアメリカの要請にこたえて一緒に戦える「自衛軍」などをつ
くろうとする動きもあります。
 これらのことを総合的に考えると、 「政府の行為によって再び戦争の惨禍が」
おこりかねません。
 いま、国民の一人一人が平和を望むならば、その意思表示を行動に表すべき
ときだと考えます。
 憲法と扶桑社の「新しい歴史教科書」にかんする さまざまな本も出版されてい
ます。
 じっくりと読んでみませんか。
くまがい 桂子

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・・・ご意見はメールで・・・

『ただいまブログ更新めざして工事中のため、
コメント・掲示板を一時停止させていただいています。
ご了承ください。
ご意見・ご感想はメールでお寄せください。』

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従軍慰安婦を誇りに思え?!「人民網日本語版」 2005年7月12日

* なんという恥知らずな・・・! 従軍慰安婦を誇りに思え?!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――報道によると、日本の中山成彬文部科学相はこのほど演説で、「アジアの被害を受けた女性は、慰安婦になったことに誇りを感じるべき」と述べた。中国はこれをどのように論評するか。
「日本の内閣関係者がこのような恥知らずな言論をまたも発表した・・・憤慨と強い非難を表明する。・・・・・・・被害国の国民の感情を傷つけるものであり、日本政府は・・・・・・厳しく管理する責任がある。 」
「従軍慰安婦」は、日本軍国主義が第2次大戦中、中国を含む被害国の国民に対して犯した深刻な罪の1つ。
 いかなる人も言い逃れることのできない歴史的事実だ。
今年は世界反ファシズム戦争勝利60周年。
日本は、誠実な態度で歴史を直視し、深く反省し、
「慰安婦」問題を含む歴史遺留問題を適切に処理するべき。(編集SN)
「人民網日本語版」2005年7月12日

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もくじ・非戦つうしん110号  05.7.13発行

ここからでもWebサイトに行けます
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen110.html
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◎「靖国参拝取りやめ署名」
小泉内閣総理大臣に、東条英機など14名のA級戦犯を合祀する「靖国神社を参拝し
ない」と宣言することを求める署名
  現在2320名。6月30日の第三次締め切りまでに1734名でした。引き続
き、少なくとも万単位をめざし、より一層署名を広めていただけますようお願い致し
ます。第四次締め切りは7月15日。
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/05.4yasukuni.html
◎今後も、中止・変更・新規配信などお気軽にお申し付け下さい。投稿もどうぞ
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毛利正道 mouri-m@joy.ocn.ne.jp http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/
初夏の乗鞍高原http://photog-shinsyu.com/gallery/05-syoka/slide.html
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も く じ    
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国際ニュース   非戦つうしん110-1  もくじと本文  05.7.13
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen110.html#110-1
1-1 イラク最新情勢
1-2 韓国:北朝鮮に電力提供を提案 核廃棄への同意見返りに
1-3 慰安婦めぐる日本閣僚の発言を非難 外交部報道官
1-4 重慶大空襲の被害者が日本政府を相手に訴訟へ
1-5 「日本人は謝罪して入れ」 中国のレストランが張り紙
1-6 韓国、米軍基地移転問題で市民と警官隊衝突・100人負傷
1-7 原油高騰の背景 需要増に供給追いつかず “イラクの誤算”や投機も
1-8 パレスチナ人5万人を分断・イスラエルが分離壁新ルート
1-9 型武器報告書:紛争死者の6~9割は小型武器が原因
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国内ニュース 非戦つうしん110-2  もくじと本文  05.7.13
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen110.html#110-2
2-1 再議を求めましょう(毛利) 「つくる会」教科書、栃木・大田原市が採択
2-2 安全崩壊怒り頂点/「子ども守れぬ」声詰まらせ 「都市型」訓練強行
2-3 性暴力もう二度と/被害女性の手紙 ぜひ手紙を読んでください(毛利)
2-4 「教科書問題」外国特派員協討論会を開催  虐殺の苦しみ反映させて
2-5 公害の様相示す アスベスト中皮腫での女性 8割「吸った覚えない」
2-6 東京・杉並不当逮捕 「違法行為していない」 勾留理由公判で主張
2-7 詳細解説  「戦争する国家」をめざす自民党改憲案  上田耕一郎
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諸情報     非戦つうしん110-4  もくじと本文  05.7.13
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen110.html#110-4
4-1 今回注目したAML
4-2 「ホテル・ルワンダ」の日本公開を求める署名運動開始
4-3 「映画」「友の碑-白梅学徒の沖縄戦」「我が子の碑」
4-4 「公的医療保 と私的医療保険」原義弘
4-5 ストーンウォークジャパン2005」ご紹介
4-6 イラク世界法廷イスタンブール法廷 報告
4-7 渡辺治 憲法「改正」ー軍事大国化・構造改革から改憲へ ご紹介
4-8 【 ロンドンを襲った惨劇に思う 】  goo-needs
4-9 日本から「ノーベル平和賞1000人の女性」に6名ノミネート
4-10 人類の友好を深めるイベント
4-11 『平和を愛する米国市民の皆様へ』 イラク人より
4-12 イラクホープネットワーク・メンバーによる…「アメリカを語る」リポート
4-13 反戦のメールも共謀罪?!★遊牧民★

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それって、威力業務妨害では?

 「新しい歴史教科書」を採択しないで!~ 昨日のこの件に関して
ある方から「それって、威力業務妨害では?」という非公開コメントをいただきました。
私の考えをコメント欄に載せましたがここにも記載しておきたいと思います。
 「新しい歴史教科書」は子どもたちをマインドコントロールするもの・・・といえるほどひどい内容で、世界中の常識的な歴史認識をまったく無視しています。
 しかしそのことをマスコミがしっかりとわかりやすく伝えず政府も都合がいいので、「教科書」として検定に合格させました。
 原爆の被害者の数も従軍慰安婦もアジアの植民地化もきちんと伝えず、戦争を賛美するかのような記述であり、「戦争放棄」「基本的人権の尊重」「国民主権」の憲法の根幹にそむく内容で、教科書と認められたことがそもそも間違いだと思います。

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「あたらしい憲法の話 」 六 戰爭の放棄

 昭和22年から27年にかけて、中学校1年生の社会科で使用された、文部省による憲法の公式解説書ともいえる小冊子です。今読んでも”新しい教科書” 「あたらしい憲法の話 」です。これに比べると逆に悪名高い「新しい歴史教科書」の古さが際立ちますね!
六 戰爭の放棄
 みなさんの中には、こんどの戰爭に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとう/\おかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。いまやっと戰爭はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戰爭をして、日本の國はどんな利益があったでしょうか。何もありません。たゞ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戰爭は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、こんどの戰爭をしかけた國には、大きな責任があるといわなければなりません。このまえの世界戰爭のあとでも、もう戰爭は二度とやるまいと、多くの國々ではいろ/\考えましたが、またこんな大戰爭をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。
 そこでこんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戰爭をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戰爭をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戰力の放棄といいます。「放棄」とは「すててしまう」ということです。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの國よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。
 もう一つは、よその國と爭いごとがおこったとき、けっして戰爭によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの國をほろぼすようなはめになるからです。また、戰爭とまでゆかずとも、國の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戰爭の放棄というのです。そうしてよその國となかよくして、世界中の國が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の國は、さかえてゆけるのです。
 みなさん、あのおそろしい戰爭が、二度とおこらないように、また戰爭を二度とおこさないようにいたしましょう。

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ロンドンでの連続爆破事件・郵政民営化法案に対して街頭宣伝を・・・。

 7日朝に起こった、ロンドンでの連続爆破事件・郵政民営化法案に対して、
8日・9日と市内19箇所で街頭宣伝をしてきました。
 現地時間7日朝、ロンドンで通勤時の地下鉄やバスで連続爆破事件がおきました。
 この爆破事件がもしテロだとすれば、「テロに屈するな!」という声がますます大きくなり、対テロ戦争が拡大する可能性が出てきます。
 しかし、「対テロ戦争」でテロをなくすことはできません。
現在のアフガニスタンやイラクの状況をからわかるとおり、「戦争がテロを呼び、テロがまた戦争を呼び、その戦争がさらにテロを呼ぶ」この「憎しみと殺戮の悪循環」をみれば「対テロ戦争」が「全世界へのテロの拡大を招いている」ことが明らかです。

 日本をテロの被害から守ろうと考えるなら、まず、イラクから自衛隊を撤退させること。
さらに「テロの根絶」のためには世界中で平和教育を行うことと、世界中の軍事費を、世界中の人々貧困を根絶させるために使うことではないでしょうか。
  
 
 

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生と死の画家たち

七月二日、札幌で開かれた北海道母親大会に参加してきました。
 記念講演「信州の二つの美術館からー生と死の画家」と題して「信濃デッサン館」「無言館」館主の窪島誠一郎さんのお話を、お伝えします。
 窪島さんはご自身の半生を語りながら、無言館への思い、反戦・平和への思いを語ります。
 戦争中、大学を繰り上げ卒業というかたちで召集された画家の卵たち。
出征の直前まで愛する家族や恋人を描きつつ、「生きて帰って必ずこの続きを描く」とキャンバスの裏に書き残し、約束しながら、戦場で息絶えた大勢の若者たちの無念。
この戦死した一人一人が、家族の元に残していった一枚一枚の絵が一堂に会せば、妻・恋人・妹・父母たちに支えられている命の喜び、生きている証が、戦争の不条理さが、誰の心にも自然にわいてくるのではないか。
残された一枚一枚の絵を集める作業、その絵に託された六十年前の若者の思い、手元に残った絵を六十年間大切に抱いてきた家族の思い。
戦後六〇年、高度経済成長が終わってみれば、親が子を殺し、子が親を殺す。「人を信じる力」「心と心でする握手」など、どれだけかけがえのないものを失ってきたか。
「生命」と書く「いのち」は、個々の人間が心して生きないかぎり、獲得できない。
人間という生き物は、感動の物語を伝えていく生き物。
人に伝える義務があり、またそれが生きている証でもあり、そのネックレスが社会をつくっている。
人間は誰でも「小さなスケッチ帳」を持って生まれてくる。そのスケッチ帳に、すばらしい絵を残そうではありませんか。        
(以上、講演の概要です)

…さて、あなたはスケッチ帳にどんな絵を残しますか?

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