除雪より軍備?

各地で記録的な大雪となったこの冬。
夕張市では1月19日、1月としては観測史上2番目の181センチを記録しました。

2月2日の北海道新聞に大きく掲載された、「年金で除雪費出せないー高齢化率道内トップ 夕張市をルポ」の記事を読まれた方も多いことと思います。

今回のこの記事の取材に、案内役として同行する機会に恵まれました。
南部や南清水沢では、「屋根の雪下ろしは業者に頼むと2万円以上。年金暮らしでは負担が重いので、何日かかっても自分でおろす。」

…今冬は全国で屋根などの除雪中の高齢者等が、百人以上も亡くなっています。
「除雪ができなくなり、子どもと同居したり、施設に入る人もいる。今は高齢者同士の助け合いもあるが、さらに高齢化が進めばどうなるのか不安です…。」

そして障がいをもった方から「障がい者は福祉除雪を利用できない。昨年末、除雪業者から8日間で5万円の請求がきた。年金11万円で、この金額を払うのは無理。市は私たちの生活を本気で守ろうと考えているのか…?」

また「近所のお年寄りが、二~三日見えないと思って声をかけたら、布団の上で倒れていて…。トイレにもいけなかったらしく…。」

さらに、亡くなって数日後に発見された方のことも耳にしました。
高齢になっても子どもに頼らず、自立した生活をしたい…多くの人の願いです。

憲法25条には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有し、国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上と増進に努めなければならない。」と明記されています。

誰もが人間らしい生活を保障される―これが民主主義です。21世紀は人権の世紀。
戦争の世紀と呼ばれた20世紀に戻すことなく、戦争を根絶し人権の世紀にするために、憲法九条をしっかりと守って、軍備に使うお金で社会福祉や社会保障の充実を! 

この憲法が保障する自由と権利を守るのは、私たち「国民の不断の努力」(憲法12条)です。

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大雪対策を!

 先週、18,19,20日は 夕張でも記録的な大雪となりました。
 人手不足、資金不足の中、除雪、排雪、屋根の雪下ろしにと 市内各地域でたくさんの要望が出されています。 そこで、市の担当者に 「除排雪に関しての 要望」を文書にして申し入れをしてきました。
                   除排雪に関する申し入れ
                                    
1、幹線道路の排雪状況について、歩行者及び交通の安全確保を。
 ・道路の排雪がされておらず、道路幅が狭められ、見通しが悪いため交通事故の誘因となる。
・歩道の除排雪整備を。
2、住民の生活を確保する上で、居住区や道路の隣接した雪捨て場の除排雪を。
・地域の雪捨て場となっているところがすでに満杯となり、雪山となって交通や除雪に支障をきたしている。排雪を。
3、住民の安全を確保する上で、公営住宅の屋根の雪に関して何らかの対策を。
・高齢者の多い住民の現状に即して、対応策を。
 
4、福祉除雪の体制整備、強化を。
・今回の大雪で、除雪を依頼していても来てもらえず困っている人、また、除雪の取り決めがあいまいなため、依頼人と請負人の間でトラブルが起きている。
双方が納得できる体制に、整備、強化を。
5、生活道路に設置された砂箱の 確保を。
・生活道路に設置された砂箱が雪に埋まって、使用不可の状態にある。非常に危険なので早急に改善を。
                                                      以上

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一人ひとりの「生活者」が時代を動かす

年末・年始のあわただしさが終わっても続く、記録的な豪雪と冷凍庫の中のような冷え込みです。
地方に住むお年よりの、大雪による事故があいつぎ、さらにたくさんの人たちが豪雪に苦しめれています。

また、時代の寵児といわれたホリエモンが逮捕、所得格差と貧困に目をつぶった小泉内閣にもかげりが見えてきました。
しかし、始まった通常国会には、教育基本法改悪案や国民投票法案をはじめ、多くの危険な法案が目白押しです。

平和で安心できる社会の実現を目ざす私たちにとって、今年から来年にかけてがまさに正念場です。
 そんな中、1月十日付けの北海道新聞と朝日新聞ともに、「時代を動かす」ことに言及した記事が掲載されました。
(以下 朝日・道新より一部要約し引用)

朝日新聞…届け、希望の言葉  再生 新生 8
大江健三郎さん〜「この時代が良くないからと希望をなくすのじゃなく、よくない現実をしっかり見つめて押し返す勇気を持とう。」

 毛利 衛さん〜宇宙の暗黒に浮かぶ青い地球を見て「一人の命は世界の六四億人、そして過去のすべての命とつながっている。一人は一人だけで存在しているのではない、と伝えたい。」

川田龍平さん〜薬害・耐震偽装事件・そして戦争…。さまざまな責任があいまい。「人の命よりお金を優先する考え方が社会にある。それを変えていくのは一人ひとりだと思っています。」

北海道新聞…明日もきっと 暮らしをひらく 8…
神野直彦教授(東大大学院)私たちは今まで、所有欲求を充足させるために存在欲求を犠牲にしてきた。 日本が安全な社会でなくなっている。新しい社会をつくるとき、大切なのは「なんのために」を考えること。
 
積極的に活動する生活者、行動する市民が地域を変え、「人間がより人間らしくなっていく時代」がくる。

…そこで、です。一人ひとり、それぞれが「積極的に活動する生活者」になれば、不安を解消できる日が必ず来ると思いませんか?
だって政治は選挙で、多数決で決まるのですから。 

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一人ひとりの「生活者」が時代を動かす

年末・年始のあわただしさが終わっても続く、記録的な豪雪と冷凍庫の中のような冷え込みです。
地方に住むお年よりの、大雪による事故があいつぎ、さらにたくさんの人たちが豪雪に苦しめれています。

また、時代の寵児といわれたホリエモンが逮捕、所得格差と貧困に目をつぶった小泉内閣にもかげりが見えてきました。
しかし、始まった通常国会には、教育基本法改悪案や国民投票法案をはじめ、多くの危険な法案が目白押しです。

平和で安心できる社会の実現を目ざす私たちにとって、今年から来年にかけてがまさに正念場です。
 そんな中、1月十日付けの北海道新聞と朝日新聞ともに、「時代を動かす」ことに言及した記事が掲載されました。
(以下 朝日・道新より一部要約し引用)

朝日新聞…届け、希望の言葉  再生 新生 8
大江健三郎さん~「この時代が良くないからと希望をなくすのじゃなく、よくない現実をしっかり見つめて押し返す勇気を持とう。」

 毛利 衛さん~宇宙の暗黒に浮かぶ青い地球を見て「一人の命は世界の六四億人、そして過去のすべての命とつながっている。一人は一人だけで存在しているのではない、と伝えたい。」

川田龍平さん~薬害・耐震偽装事件・そして戦争…。さまざまな責任があいまい。「人の命よりお金を優先する考え方が社会にある。それを変えていくのは一人ひとりだと思っています。」

北海道新聞…明日もきっと 暮らしをひらく 8…
神野直彦教授(東大大学院)私たちは今まで、所有欲求を充足させるために存在欲求を犠牲にしてきた。 日本が安全な社会でなくなっている。新しい社会をつくるとき、大切なのは「なんのために」を考えること。

 
積極的に活動する生活者、行動する市民が地域を変え、「人間がより人間らしくなっていく時代」がくる。

…そこで、です。一人ひとり、それぞれが「積極的に活動する生活者」になれば、不安を解消できる日が必ず来ると思いませんか?
だって政治は選挙で、多数決で決まるのですから。 

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 一人ひとりの ”生活者” が 時代を動かす

  お正月は80歳に近い両親が暮らす十勝の実家に、妹たちやその家族たちと そして帰省してくる子どもたちなどなど、総勢16名が集合しました。忙しさに追われる日常から離れて、久しぶりの楽しいひと時をすごしました。
 年末・年始のあわただしさが終わっても続く 記録的な大雪と冷凍庫の中のような冷え込み。
 そんな中、今日1月10日付けの北海道新聞と朝日新聞に 「時代を動かす」ことに言及した記事が掲載されました。
(以下 朝日・道新より一部要約し引用)
朝日新聞…届け、希望の言葉  再生 新生 8 …「子どもが時代動かす」
大江健三郎さん~「この時代が良くないからと希望をなくすのじゃなく、よくない現実をしっかり見つめて押し返す勇気を持とう。そういいたい。」
毛利衛さん~宇宙の暗黒に浮かぶ青い地球を見て感じたことを伝えたい。「一人の命は世界の64億人、そして過去のすべての命とつながっている。一人は一人だけで存在しているのではない、と」
川田龍平さん~薬害・耐震偽装事件・そして戦争…。さまざまな責任があいまいにされていると思う。「人の命よりお金を優先する考え方が社会にある。それを変えていくのは一人ひとりだと思っています。」
北海道新聞…明日もきっと 暮らしをひらく 8…
 05年の内閣府の世論調査で「心の豊かさ重視する人」57.8%、 「物の豊かさを求める人」28.4% 、人々は30年近く心の豊かさをより強く求めてきた。
 この連載で訪ねた人たちは、モノ、カネではない価値を掲げ、具体的な方法でそれぞれの豊かさをつかもうとしていた。そこにあるのはネットワーク、仲間との連帯、そして、社会のうねりをつくっていこうとする志。時代はそうした人々によって切り開かれるに違いない。
神野直彦教授(東大大学院)~私たちは今まで、所有欲求を充足させるために存在欲求を犠牲にしてきた。自然と調和しながら、人間同士でふれあいたいという「存在欲求」が満たされたときに幸福を感じる。日本が安全な社会でなくなっている、人間のコミュニティー、絆が崩壊している表れ。
新しい社会をつくるとき、大切なのは 「どうやるか」ではなく、「なんのために」を考えること。受身の消費者ではなく、自立した精神を持ち、積極的に自分の生活を「創ろう」とする生活者や「アクティブ・シチズン」(積極的に行動する市民)の存在も大事。
人間が人間として生きることの意味を見い出す行動積極的に活動する生活者、行動する市民が地域を変え、人間がより人間らしくなっていく時代がくるー僕はこれからの時代を、そう前向きにとらえています。  
(引用 ここまで)
 
 少子高齢化、人口減少、国民負担増などなど これからの暮らしに 不安を募らせる方も多いことでしょう。 …しかし…
”よくない現実をしっかり見つめて押し返す勇気を持とう・一人は一人だけで存在しているのではない・人の命よりお金を優先する考え方が社会にある。
それを変えていくのは一人ひとり”です。積極的に活動する生活者、行動する市民が地域を変え、人間がより人間らしくなっていく時代がくる・・・一人ひとりが「生活者、アクティブ・シチズン」になれば 不安を解消できる日は遠くはないと思いませんか?…だって政治は選挙で多数決で変えられるのですから。 
懐かしい響きの「エコノミック・アニマル」~まだまだ現代日本に繁殖し、 日本を戦争する国に変えて 更に大もうけをたくらんでいるようです。
 気づいた人から「生活者・アクティブ・シチズン」になって、「エコノミック・アニマル」の方たちにも早く「人間らしい人間」になるよう 進化を促しましょう!
「誰もが人間らしい 生活をするために。」

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知っていますか?「米軍再編」 -あなたの未来にフカーイ関係ー 米兵はひき逃げしても、すぐ、釈放!?

知っていますか?
日本に135もの米軍の基地があることを?
知っていますか?
その米軍の基地がいま大増強されようとしていることを?
それが、私たちの暮らしや憲法に、
とても大きな関係があることを?
2005年日本平和大会学習パンフレット を紹介します。 
”知っていますか” ~ ホントに日本を守るためなの?
●日本の米軍基地の『世界でただひとつ』
  ~配備されているのは 「日本防衛」とは関係のない 攻撃的部隊ばかり
  ~世界で唯一、米空母の国外母港 
  ~米軍による事件・事故は20万件、そのうち軍事裁判を受けたのは たったの1件今日も米兵が小学生3人をひき逃げ、即日釈放!!
●”世界で一番気前がいい”国 、日本
 ~米軍経費約6400億円を日本が負担。米兵一人当たり1600万円!?
 ~米軍受入国の駐留経費負担 全総額の なんと53%
●米軍基地の大増強計画(再編強化)・・・現在進行中
 ~日本と共に 地球規模で行動できるように
●基地周辺の住民が怒っているワケ
●「日米安保」が「世界安保」になろうとしていること?
●自衛隊が自衛隊でなくなろうとしていること?
●「憲法改正」と「米軍再編」のふかーい関係
 ~9条改悪のルーツはアメリカの要求
●アジアの人たちが怒っているワケ
●軍事同盟は世界の少数派ってこと?
… 以上31ページ、ほとんどのページに写真、わかりやすい地図やグラフ、地域の住民運動なども 盛りだくさん ・・・ これで たったの200円です! 
こちらから注文も出来ますよ。
9条どうする?  安保どうする?   私たちの近い未来 そして 子ども・孫の 将来
日本は 戦争する国になることに 賛成? 反対?
 じっくり読んでみませんか?  
他に こんな本や ビデオなども 紹介されています。

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議会報告&ネット講習会

12月議会が22日でやっと終了。
今回は  1、「介護保険の減免」 2、「学童保育の増設」 3、「肺炎球菌ワクチンの公費助成」 4、「米軍F15の千歳への訓練移転について」
以上、4件の質問をしました。
 1~3までは「検討」 4は「反対姿勢を示唆」と北海道新聞に載ったので、「成果はあり」というところでしょうか。
(詳細は 議会報告を ご参照ください。)
 23日は後援会の集まりに参加、議会報告をして「インターネットで調べて…」なんてお話をしているうちに「うちも買ったんだけど、インターネットもつないだんだけど、よくわかんないんだわ・・・」
「じゃ、この会が終了したら、パソコン、ネット講習会やりましょう!」 ということに・・・!
「私も2年も前から 買おうか買うまいか 買っても使えなかったらどうしようって 悩んでるの…」という方も。
 60代~70代の方たちの 集まりです。 選挙に関連したネットの話やアドレス打ち込みしなくても検索から 日本語でタイトル名で呼び出せることなどお話しながら、
私のHPを お見せして 真っ先に「お気に入り」に登録。
次に 日本共産党中央委員会のトップページを開き、動画をみて「ワ~、スゲェ~ナ~!!」
「赤旗記事の検索が出来るので、スクラップから開放されたんですよ~。」「ウ~ン・・・」
「はい、じゃお気に入りに 登録してみましょう。」「はい、OK!もう、いつでもすぐ見れますよ!」
久しぶりに、教室の雰囲気を思い出しました。 
「悩んでる場合じゃないですよ。始めましょうよ。呼んでくれれば、いつでも行きますから。」 というと 「わかった!!」
「買ったら電話くださいね。行きますから!」 「うん!電話する!」

いよいよ熟年パワー炸裂・・・!   元気が出てきました!

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新しい年に、新しいメディアの話  (06年新春号用)

 05年6月の時点で、インターネット利用者は700万人。10代後半から40代まででは85%を超え、50代で6割。

 今後テレビのデジタル放送が普及すれば、家庭のテレビからもネットにつながり、何年か先には、ほとんどの日本国民がインターネットを利用できる環境に。

 インターネットは情報を入手するだけでなく、個人からどんどん情報を発信できるメディアです。

 しかも、その情報はインターネットの網の目をつかってつながりあい、一瞬にして全国的なものになるという特徴を持っています。これは良くも悪くも働きます。

 イラク戦争のときには、「しんぶん赤旗」記事がネットのうえをぐるぐると飛びまわり、戦争反対の運動にとってのニュースソースとして使われました!

 また、“インターネット・ブログ選挙”という言葉が登場しました。ブログとは、個人の日記のように、体験や出来事への感想など書くホームページのことで、このブログが「政治ネタ」を次々と取り上げ、総選挙や郵政民営化にふれたブログが30万件を突破!

 私も夜更けまで必死でブログに書き込みました。
 インターネット利用者700万人のうち43%が選挙情報を見て、6割から8割の人が政党ホームページや候補者のホームページが参考になったそうです。

 「朝日新聞」12月5日付には「ネットで国政選挙運動 自民解禁を検討07年参院選適用目指す」の記事が載りました。07年のいっせい地方選挙、参議院選挙はインターネット上が今とは全然違う様相になる…そういうことを念頭において、準備が必要です。(詳細はこちらを)

 さて、テレビや新聞がいくら報道規制をしても、インターネットで何十万人もの書き手がそれぞれに見た事、思った事を書くのです。

誰でも検索すれば、テーマに沿った情報をいくらでも入手できます。
書き手の質・量が勝負の分かれ目?
ドキドキ!ワクワク!

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新しい年に、新しいメディアの話  (06年新春号用)

 05年6月の時点で、インターネット利用者は700万人。10代後半から40代まででは85%を超え、50代で6割。

 今後テレビのデジタル放送が普及すれば、家庭のテレビからもネットにつながり、何年か先には、ほとんどの日本国民がインターネットを利用できる環境に。

 インターネットは情報を入手するだけでなく、個人からどんどん情報を発信できるメディアです。

 しかも、その情報はインターネットの網の目をつかってつながりあい、一瞬にして全国的なものになるという特徴を持っています。これは良くも悪くも働きます。

 イラク戦争のときには、「しんぶん赤旗」記事がネットのうえをぐるぐると飛びまわり、戦争反対の運動にとってのニュースソースとして使われました!

 また、“インターネット・ブログ選挙”という言葉が登場しました。ブログとは、個人の日記のように、体験や出来事への感想など書くホームページのことで、このブログが「政治ネタ」を次々と取り上げ、総選挙や郵政民営化にふれたブログが30万件を突破!

 私も夜更けまで必死でブログに書き込みました。
 インターネット利用者7000万人のうち43%が選挙情報を見て、6割から8割の人が政党ホームページや候補者のホームページが参考になったそうです。

 「朝日新聞」12月5日付には「ネットで国政選挙運動 自民解禁を検討07年参院選適用目指す」の記事が載りました。07年のいっせい地方選挙、参議院選挙はインターネット上が今とは全然違う様相になる…そういうことを念頭において、準備が必要です。(詳細はこちらを

 さて、テレビや新聞がいくら報道規制をしても、インターネットで何十万人もの書き手がそれぞれに見た事、思った事を書くのです。

誰でも検索すれば、テーマに沿った情報をいくらでも入手できます。
書き手の質・量が勝負の分かれ目?
ドキドキ!ワクワク!

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経済成長の呪縛が、戦争をもたらす~9条を守るなんていうケチなことではない

 すべての人間が 助け合い、協力し合って和やかに暮らしたたかいとは無縁の生活をすることこそが、『文化』でしょう!
 マガジン9条の下記のページを読んで、改めてそう思いました。一部引用しました。
是非、下記から 全文お読みください。
マガジン9条『この人に聞きたい』…辻信一さんに聞いた(その1)
グローバル経済が進んでいく先にあるのは、破壊され劣悪化した自然環境の中に残された資源をめぐる生き残りのための戦争です。
経済成長神話にしがみつくのか、平和の文化をとるのかという重大な選択をする時期に、今来ているのではないかと思います。
編集部 : 経済を取るか、平和を取るかというところが、なかなかリアルに感じられないというところがあると思うんですが。
辻 : そこに気づく、それを感じることができるというのは、文化の力でしかないと思う。いくら条文を読まされても、学校で習ってもダメなんですよ。
どんな文化だって、生きていくというのはどういうことなのかという実感に支えられて続いてきたわけですよね。けれども今や、文化は経済のために片隅に追いやられ、文化の力がどんどん弱まっている。
「カネで買えないものはない」ということばを発する人たちが、ヒーローのように語られますが、でも、「勝ち組負け組」なんて文化としたら下劣でしょ。10人のうち一人の人が勝てばいいなんていう文化がありますか? そんな文化があったとしたら、すぐに滅びてますよ。持続可能性ゼロでしょう。
今、近代とか、資本主義とか、西洋文明とか、いろんな物語が一緒くたに終わりに来ている時代だと思うんです。そういう大変な時代に僕らは生きています。
やはり9条というのは、命を大切にすることでしょう。
僕が環境運動をやっていて感じるのは、命を大切にするというのは、人間中心主義を超えているものだということ。
だから、僕らがやらなければならないのは、単に「9条を守る」とかそんなケチなことじゃない。9条はソリューション(解決)でも結論でもなくて、あくまでインスピレーションであり、ヒントであり、始まりなんです。
もう来るところまで来てしまったこれまでの物語、終わってしまった物語に替わる新しい物語を紡ぎ出す。そういう大きな事業にぼくたちはとりかからなければならないと思うんです。

マガジン9条

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