9日(土)ゆうばり再生市民会議福祉・生活分科会では、被災者支援ネットワーク夕張夢再生館との共催で、被災者支援の一環として、「豊かな自然の夕張へ!」見学バスツアーを開催しました。
この取り組みは、日本共産党の衆議院候補森つねとさんと、みちのく会のお母さんたちとの懇談の際、「札幌で働きたくても、保育園がいっぱいで子どもを預けられない」―そんなお母さんの声をフェイスブックで知り、「夕張なら保育園にはすぐ入れるし、介護などの仕事ならある!」そんな思いが、この企画の発端になりました。
ゆうばり再生市民会議でマイクロバスの費用として、夕張市の『しあわせのハンカチ基金』に申し込み、助成が決定。札幌在住の避難者自助団体「みちのく会」(約1500世帯が加入)を中心によびかけ、札幌と富良野からの参加者も含め、移住を検討中の2家族と単身の方が二人。今後の参考にと、札幌の受け入れボランティアの方を含め、10名の方が参加してくださいました。
小学校・中学校・高校・歩団地・栄団地・マウントレースイスキー場・はまなす会館の障害児等のデイサービスをご紹介し、昼食交流会後、夕鹿の湯で温まっていただきました。
早速、「建物の物件情報を見たい」という方、「少し広めの土地を購入して農業をやってみたい」という方には、市のHPからインターネットで情報(http://www.yubari-fudosan.jp/)をみていただきました。
ボランティアの方からは「札幌にも空港にも近いし、静かな自然の中で暮らしたい人にはいいですね。広報紙でも紹介させていただいたり、知り合いの方たちにもお話しします。今後とも是非よろしくお願いします。」
市民活動が、大きなネットワークにつながりました。夕張の良さをお伝えする被災者支援が夕張の再生につながれば、こんなうれしいことはありません。
★★・・・夕張メロンだけじゃない・・・夕張にしかないもの~これらもPRしておきました・・・★★
★まちの大きな通りのわきにパウダースノーのスキー場 ~しかも、空港から一番近いゲレンデ~新千歳空港から55Km (http://www.yubari-resort.com/)
★世界でも貴重な石炭博物館(http://www.yubari-resort.com/contents/facility/museum/)
★天然記念物の夕張岳(http://yuparikozakura.org/)
★もうすぐ巨大シューパロダムの湖底へ(http://www.yubari-resort.com/contents/dam/)
他にも、川では化石がごろごろ見つかる場所があったり、地下にはたくさんの石炭が眠っていたり・・・やはり夕張は ・・・ (2007/11/15 十勝毎日新聞記事より 自然と産業遺産が“財産”) 改めて再確認です。
・・・夕張破綻、今後の地域の在り方は… 地方自治研究者・河合酪農学園大教授に聞く http://www.tokachi.co.jp/kachi/07nenkan/20071115/bangai2.htm -夕張が歩む方向は。
…歴史村は博物館でなくてはならないし、社会教育施設であり、文化的な価値のある産業遺産。そういう発想がなかった。世界文化遺産に指定された、島根県の石見銀山と極めて好対照。夕張の資源の1つは豊かな自然。ここはエコミュージアムということをきちんと掲げ、夕張岳、石炭などを財産と位置づけたまちづくりを考える。エコツーリズム、体験型交流型で人に来てもらうネットワークの組み方がある。…