5月28日(火)、空知振興局に対して日本共産党南・北空知議員団として、約140項目にわたり地域交渉を行いました。地域の暮らし丸ごとですから、多岐にわたりますが、私が特に要求してきたことについてお知らせします。
・生活保護の自動車所有について~現行では、「障害者や交通機関の過疎地域で通勤にのみ許可されているが、買い物に使ってはいけない」等というのは、車がなければ買い物も難しい地域、高齢者の買い物難民も多い地域においては、全く生活実態に即していない。他の過疎地域にも当てはまるはずなので、見直しを進めていただきたい。
・道から派遣されているケースワーカーについて、市民からの苦情が多いので指導を。
・エゾシカの被害はH23年度で62億、道内では2億円の被害と言われている。
本腰を入れて捕獲・肉加工・革・角加工などぜひ進めていただきたい。
・美唄聖華高校は看護師不足の解消のため、間口を広げ定員を増やしてもらいたい。
・夕張高校も新一年生は間口減になったが、看護科や職業科等を開講することを検討していただきたい。
・学校職員の集団的な営みを破壊する勤勉手当を廃止し、「誠実な協議」を。
・「全国学力テストに予算を付けることより、学校図書館の充実・学校図書館司書を大幅に増員し、子供たちに読書の楽しさを学ばせるべき。」ーこの美唄の吉岡議員の発言に補足して、「学力アップにも読書が有効なことはよく知られている。子どもたちの学ぶ力を大きく伸ばすためにも、学校教育の根本的な方針に読書をしっかりと位置付けるべき」と発言しました。
何年かかってもなかなか改善されないことも多いのですが、中には何度も何度も要請を重ね、実現していくこともあります。地域の実情をしっかりと知ってもらい、少しでも道の政策に取り入れてもらうための、毎年恒例の事業です。
来月には道庁交渉もあり、全道から日本共産党地方議員が集まり、2日間にわたって道民の暮らしを守るための交渉をします。