わが家の桜もようやく開花~と思ったら一昨日にはもう満開!
さらに、昨日は気温が上がり一気に初夏の陽気!
ゆっくり桜を楽しむひまもありません。
写真のように、わが家の桜はかわいらしい濃いめのピンクが特徴です。
十勝の池田町で祖父が植えた桜の種を母が育て、苗木にして、30年前にわが家に持ってきてくれました。
このかわいいピンクの桜が咲くたびに、池田の祖父の家にあった大きな見事な桜の木を思い出します。現在は大きくなりすぎて、町に寄贈し、近くの公園でどっしりと枝を広げ、春には季節を祝うように濃いピンクの花を咲かせ、夏には木陰をつくり・・・祖父の身代わりのように孫の世代、ひ孫の世代を見守ってくれています。
戦争中は徴兵もされ、倒産も経験し、夕張の炭鉱で働いていたこともあり・・・その後池田町で家を建て、ようやく落ち着いた暮らしの中でこの桜を植えたのでしょう。
二度と戦争はイヤ、平和な暮らしの中でしっかりと放射能汚染に向き合いながら、次の世代にバトンを渡せるよう、大地にしっかりと根を張って、桜の巨木のように大きなネットワークを広げていきたいものです。