これまで加藤さんの作品は「馬を洗って」くらいしか読んだことはなかったのですが・・・素敵な装丁に久々に胸が高鳴ります。
著者の加藤さんは夕張市の産廃処分場計画にいち早く反対の声を上げてくださり、私たちの反対運動の大きなきっかけをつくってくださった方でもあります。
お住まいが近くの長沼だったこともあり、実際にお会いしてお話しする機会にも何度か恵まれてきました。近年、パートナーを亡くされて、お住まいも遠くなったこともありお目にかかる機会もなく、気になっていました。今年になってからの出版ということで、(お元気になられたようでよかったという思いで)いそいそと読み始め2時間ほどで読み終わりました。
期待通りの***です~ 早速、夫にすすめ、次は娘に・・・と思っています。
朝日新聞デジタル:オオカミの声が聞こえる – 北海道 – 地域
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20140221010860001.html
aq1947さま
朝日新聞デジタルの記事、ありがとうございました。2月に掲載されていたのに気付かずにいました。
―北海道史など様々なトピックが登場する。現実の社会問題の啓蒙(けいもう)書という趣の一方で、幻想的な物語が進行する不思議な味わいの本―という文面がまさにぴったりで、『絵のない絵本』というの私の印象でした。