夕張市医師会・エーザイ(株)共催の認知症学習会に参加しました。
本日の講師のお一人目は、元看護師さんで、現在グループホームを運営されている、武田純子さん。
認知症の方たちが安心して暮らすための接し方を、わかりやすく~そして認知症の人も『普通の人』―わからなくて自分で不安になったりする部分もあるけれど、よく聞いてよりそい、安心させてあげることで、徘徊も問題行動もなくなり安心して過ごせるようになる・・・。
お二人目は、認知症総合支援センター長の宮本礼子医師。
80歳も過ぎれば3~4人に一人は認知症になる。90歳を過ぎれば8割が認知症になる。~特別なことではなく、老化とともに脳の細胞が減っていく自然なこと。
赤ちゃんから子どもへ青年へ成人へと発達してきた来た道を引き返していくようなもので、だんだんとできないことが増えてきて、言葉も少しずつわからなくなって最終的には食べられなくなり、死に至る。
相手に敬意をもちつつゆっくりと簡単な言葉でわかりやすい対応が大事。今は、認知症の進行を遅らせる薬も出ている。
家族が十分に変化などを観察し、医師に知らせながらよく相談することが大切。
最後に医師会会長の中条先生が、夕張市は財政破たんでいろんなものがなくなったが、相談するところだけはたくさんあると思う。
是非、相談を―と締めくくりました。
わかりやすい、いい学習会でした。参加された140人(!)の皆さん、お疲れ様でした。
(夕張で、140人も集まる学習会はめったにありません~カメラと携帯を忘れて、写真を撮影できなかったのが心残り・・・)
来週はゆうばり再生市民会議の認知症の学習会です。聞き逃した皆さん、ぜひお越しください!