4月9日、経済協力開発機構(OECD)のアンヘル・グリア事務総長が「OECD日本加盟50周年記念シンポジウム」で、日本女性の働き方が異常(①労働参加率が低い②賃金が男性と比較して27%低い③非正規の約7割が女性④労働環境が男性に有利なように作られているー等)と指摘。
「しかも、育児だけでなく、家族の終末期の面倒も見なければならず、女性の6割が出産時に仕事を辞めているのはひどい」
さらに、日本政府が保育所などの就学前の施設に国内総生産(GDP)のわずか0.4%しか予算を投じておらず、デンマーク、フランス、スウェーデンの予算の3分の1だとも指摘したと報道されました。
~本当にその通り!だと思います。
しかし、違う切り口からみると…ブラック企業に4割の非正規労働者、ワーキングプア、消費増税なのに年金も医療も社会保障も削減etc・・・企業にだけ大減税、軍事費増強に公約違反のTPPetc…
日本の政治の多くがクレプトクラシー(収奪・盗賊政治)~これはブッシュ政権のころからアメリカ議会でささやかれていたとか。
図(クリックで拡大します)の「消費税は全額社会保障に使うは本当か?」消費増税の引き上げ分は0.8兆円のみ、増税分の半分を超える7兆円もの巨額な予算が大型公共事業や軍事費、法人税減税などに使われることが明らかです。これでどうして「全額社会保障に使う」などと言えるのでしょうか?
国民の利益を奪い取る政治「クレプトクラシー」(収奪・盗賊政治)をやめさせるのは、「デモクラシー」(民主制・民主政)国民の声と選挙だけです。
みんなで、がんばるしかありません。