5月11日のブログでご紹介した、日本共産党議員団の空知振興局交渉の回答が文書で届きました。
私からの要請の概要は、「JRやバスの便数の削減で市民生活に大きな支障をきたしている。夕張市の地域交通協議会に振興局の職員も関わっているので、さらにリーダーシップを発揮して、市民の公共交通の足の確保に積極的に取り組んでいただきたい」ということでした。回答書には・・・
<現状>●H28.8.8.に夕張市長は、JR北海道社長と面談し、市の提案事項に応じることを条件として、石勝線夕張支線(新夕張~夕張間)の廃止を容認 ●H28.8.17.にJR北海道社長が夕張市を訪れ、鉄道事業廃止について正式に申し入れを実施 ●H28.10.にJR北海道から職員を派遣 ●夕張市地域公共交通協議会及びコンパクトシティ構想交通分科会に出席
<回答>●JR北海道の経営再生と、鉄道網の持続的な維持に向けては、欠かすことができない国による支援とともに、地域の実情などを踏まえた実効性のある方策について、地域における検討や協議を並行して進めていくことが重要であると認識。
●道では、地域の実情に応じた検討や協議の開始に向けた働きかけを行っており、今後より一層、積極的かつ主体的な役割を果たしていくとともに、鉄道ワーキングチームにおいて、有識者等から助言をいただくとともに、関係機関と連携・協力しながら、公共交通ネットワークと地域交通の確保に向け。地域における検討・協議が円滑に進むよう、全力で取り組んでいく考え。
●石勝線夕張支線においても、地域公共交通協議会での検討・協議を中心として、道としての役割を一層、積極的に果たしていく考え。
…とのこと。一日も早く、市民が安心できる公共交通の構築に向け、回答にもあるように「全力で・積極的に」お願いしたいと思います!