一枚の CD が核の脅威の語り手になっている(東京新聞)

 三ヶ月ほど前の 6月26日に このページで紹介した 横井久美子さんがアメイジング・グレイスにのせてうたう「にんげんをかえせ」 が 発売2ヶ月で 5000枚を売り上げ、10月18日の被団協主催の 「被爆60年 大集会」で 5000枚分のカンパを 「原爆症認定集団訴訟支援連絡会/弁護団」に横井さんの手から お渡しすることに!
「被爆60年 大集会」 (無料)
日時  10月18日 (火) 3時半~6時半 
場所  九段会館大ホール (地下鉄九段下)
第一部  映像と証言
第二部  小室等、寺井一通、横井久美子
第三部  リレートーク (無料)
主催 : 日本原水爆被害者団体協議会
さらに 11月には
横井久美子さんが「にんげんをかえせ」を、ギター(安田雅司郎さん)、バイオリン(杉田真実さん)のバックで歌います。
「人類は二度と戦争をするな!」 映像と証言と歌による告発  今--ヒロシマ、ナガサキ、ベトナム
日時: 2005年11月20日(日)  PM1:00開場 PM1:30開演 
会場: 有楽町よみうりホール(JR山手線・京浜東北線有楽町駅前)
申込先: tel 042-573-3465
http://www.asahi-net.or.jp/~fg4k-yki/info/1120info.htm
一枚の CD が核の脅威の語り手になっている(東京新聞)・・・そうなることを願って、ただいま増刷中!
■2005/08/06 事務局より 朝日新聞で紹介されました
8月5日の朝日新聞(東京、広島)にCDの紹介記事が掲載され、朝から1日中ご連絡が相次ぎました。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?kiji=3991
被爆者の詩 賛美歌に乗せ/国立市在住のシンガー・ソングライター横井久美子さん(61)が、賛美歌「アメージンググレース」のメロディーに乗せて、「原爆詩人」峠三吉の詩を歌う。「にんげんをかえせ」。これを収録したCDが完成、発売された。
詩は「ちちをかえせ」で始まる峠の代表的な作品「原爆詩集の序」。ひらがなで心の痛みや平和への願いを表現したものだ。ギター、バイオリン、ハープなどの伴奏で、ゆったりとしたテンポで歌う。
峠は1917年生まれ。28歳の時、広島の爆心地から約3キロの距離で被爆した。原爆の悲惨さを伝える詩をつづり、51年に「原爆詩集」を発刊。53年に36歳で死亡した。
横井さんは今年3月、知人の弁護士に、被爆者支援の集会への出演を依頼され、峠の詩に曲をつけることを思いついた。「被爆者の思いが凝縮された詩を、平和への祈りが込められ、世界中で歌われているアメージンググレースの曲で広めたいと思った」という。
千代田区の弁護士会館であった集会で披露すると、会場は静まりかえり、涙を流す被爆者もいた。支援者や弁護士の求めに応じてレコーディングすることになった。
CDのジャケットには、長崎で死んだ幼児を背負い火葬の順番を待つ少年を撮影した占領軍カメラマン、ジョー・オダネルさん(米在住)の写真が使われている。
CDは千円(税込み、送料別)。うち半分は原爆症の認定を求める被爆者支援にあてられる。
申し込み、問い合わせはCD「にんげんをかえせ」事務局(042・573・3465)へ。詳しくはホームページで。

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