戦争になるの?

天気の都合と自分の都合を見はからって「年金問題」と「イラク問題」、党のミニパンフ「こんにちは 日本共産党です」の街頭宣伝を続けています。

 いつものように一通りの話を終え、マイクを片付けていたところに、遠巻きにしていた小学2〜3年生の女の子が二人寄ってきて、「この辺も戦争になるの?」と心配そうな顔できいてきました。 

この幼い少女たち、私の話だけを聞いて、心配になったのではないと思うのです。
イラクへの自衛隊強行派兵、そして民間人が巻き込まれていくイラクでの戦闘のようす、さらに日本人人質事件、そのうえ、イラク人捕虜の虐待・拷問事件。

報道規制されているとはいえ、次々と起こる平和を脅かす出来事が断片的にでもテレビを通じて映し出され、少女たちの小さな胸に暗雲が立ち込めていたのでしょう。

その不安げな顔がいじらしくて、つい「ううん、この辺はまだまだ、ぜ〜んぜん大丈夫!」と笑顔で答えてはおいたのですが・・・。

前回もこの欄でふれましたが、「憲法9条があるから、日本は絶対大丈夫!」これはなんと心強い、そして何にも勝る、幸せな響きだったことでしょう。

つい、過去形で書いてしまいましたが、憲法が危ない!特に9条が危ない!
高遠菜穂子さんがイラクで人質にされた時、武装勢力と交わした平和論がインターネットで伝えられています。

「なぜ、あなた方は対話による平和を目指さないのか。日本は五十年非戦を通してきた。インドにも非暴力主義がある。こういう世界の現実をあなた方は知っているのか。」ときくと、武装勢力のイラク人はもっと聞きたいと近寄ってきたそうです。

 平和への願いは万国共通です!

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