もし、イラク人の死者も弔ったら・・・

★グローバル・ピース・キャンペーン★OPEN-J 491より
■転送・転載・大歓迎■
◆きくちゆみ◆(1)
『戦争中毒』の出版人であり『テロリストは誰?』の編集者でもある
フランク・ ドリルが私のことを主催者に紹介してくれたおかげで、
私はその式典でクシニッ チを紹介する大役を仰せつかりました。
日本出発は5月13日の金曜日。午後3時に発ち、同日朝にロス到着。
フランク が空港まで迎えにきてくれました。
夕飯は彼の家の新しいキッチンで私がイタリ アン料理の腕を振るいました。
翌日はロス在住の日本人グループにミニ講演と上映(『テロリストは誰?』
のダ イジェスト版と『戦争中毒』のプレビュー)会をさせてもらいました。
このご縁 は冬の間我が家の留守番をしてくれていたアコちゃんがくれました。
彼のお兄さ んの村川博さんがロス在住で、彼が友人に
声をかけてくれたおかげで20数人の
日本人と日系人の方々にお話ができました。
翌日は、朝早くアーリントン・ウエストを見にサンタモニカの海岸へ。
これは米 兵のイラクでの死者を弔うために平和のための
退役軍人会が毎週日曜日に海岸で 行っています。
詳しくは下記のサイトからArlington Westをクリックしてくださ い。http://www.addictetowar.com
サンタモニカはロス一番の観光スポットのひとつ。
海岸にずらりと十字架がなら ぶすぐ横にボードウォークがあり、
日曜日は多くの人でごったがえします。
ここ に来る人は戦争に反対でも賛成でもみな立ち止まり、
イラクでの米兵の死者数、名前、亡くなった年齢と場所、
家族や友人からのメッセージを読み、まだ若すぎ る死を迎えた
兵士たちの写真をみて、多くの人が泣き始めます。
そして、このメッセージにはっとするのです。
「もしイラク人の死者も弔らったなら、この海岸全体が墓標で
埋め尽くされるだ ろう」
この模様をドキュメンタリー映画にした『アーリントン・ウエスト
(Arlington West)』が、今ロスを中心に高校や大学などで上映され、
米軍に志願しようとし ていた若者たちに米政府とは別の角度の情報を
提供するのに役立っています。
こ の映画と全米各地に広がりつつあるアーリントン・ウエストの
ムーブメントにつ いては、どこかに記事を書くつもりです。

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