…2011年6月27日の夕張市第2回定例市議会のなかで、 質問最後に意見として下記の事を述べました。…
夕張再生に向けて行政と市民が一緒になって再生に向けて頑張っていこうという今、このときに、大きな壁として立ちはだかっているのが 300 億円を越す借金です。
国会では、夕張の財政破綻について国や道、企業や銀行にも責任があったと、歴代の総務大臣が認めております。しかし、認めてはいるものの、責任の分担、債務の縮減については何ら明らかにされておりません。
今回の原発の事故で、国民全体が目を向けている原子力発電を引き受けたまちでは、毎年 300 億円を越す交付金が交付されていたと報じられております。
私たち市民の肩に課せられている 300 億円の借金が本当に妥当なものなのか、行政と議会と市民が一体となって検証する必要があるのではないでしょうか。
新しい再生に向けたスタートの今こそ、財政破綻の検証の場を設置しまして、この 300 億円にものぼる借金を縮減する方向で、今、様々な問題の中で夕張の財政の足りなさ、不足が論じられてまいりました。そのことについて、行政と議会、市民挙げて暮らしを守るために、この財政破綻の歴史検証をしっかりとしていくことを要望いたしまして、私の再質問を終わらせていただきます。