27日、「地域で支える認知症学習会」(ゆうばり再生市民会議主催)を清陵町さわやかホールにて開催しました。
参加人数を危ぶむ声もありましたが、このとおり、講師の先生も含めて30人が集まりました。
医学的な説明から、具体的な対処法まで、テキストにも詳しく載っています。
皆さん真剣にうなずきながら学習~講師を務めて下さった特別養護老人ホーム清光園 の主任生活相談員の渡辺さんのおじいちゃんとの思い出の話もほのぼのとして、あったかい雰囲気の学習会になりました。
加齢による単なる物忘れと認知症の違いについての質問に、「朝ごはん、何を食べたか忘れるのは物忘れ、認知症は食べたことを忘れます~」との答え。「検査をして初期のうちから治療すると進行を遅らせることができます。」との説明に、参加者からは「早く病院で診てもらったほうがいいんだね~。」
最後に渡された「あなたも今日から認知症サポーターです」という、
オレンジリングを見ながら「『私は認知症です』というリングがあったらほしいんですが…」という半分まじめな要望も出ていました。
『認知症について、なんとななくわかった。住民みんなで声を掛け合い、助け合っていこう』という共通の思いを持てた、いい学習会だったと思います。