カテゴリー別アーカイブ: エッセイ「木もれ日あびて」

「クレプトクラシー」(収奪・盗賊政治)

2012.5.22.消費増税 4月9日、経済協力開発機構(OECD)のアンヘル・グリア事務総長が「OECD日本加盟50周年記念シンポジウム」で、日本女性の働き方が異常(①労働参加率が低い②賃金が男性と比較して27%低い③非正規の約7割が女性④労働環境が男性に有利なように作られているー等)と指摘。

「しかも、育児だけでなく、家族の終末期の面倒も見なければならず、女性の6割が出産時に仕事を辞めているのはひどい」

さらに、日本政府が保育所などの就学前の施設に国内総生産(GDP)のわずか0.4%しか予算を投じておらず、デンマーク、フランス、スウェーデンの予算の3分の1だとも指摘したと報道されました。

 ~本当にその通り!だと思います。

しかし、違う切り口からみると…ブラック企業に4割の非正規労働者、ワーキングプア、消費増税なのに年金も医療も社会保障も削減etc・・・企業にだけ大減税、軍事費増強に公約違反のTPPetc…

日本の政治の多くがクレプトクラシー(収奪・盗賊政治)~これはブッシュ政権のころからアメリカ議会でささやかれていたとか。

図(クリックで拡大します)の「消費税は全額社会保障に使うは本当か?」消費増税の引き上げ分は0.8兆円のみ、増税分の半分を超える7兆円もの巨額な予算が大型公共事業や軍事費、法人税減税などに使われることが明らかです。これでどうして「全額社会保障に使う」などと言えるのでしょうか?

国民の利益を奪い取る政治「クレプトクラシー」(収奪・盗賊政治)をやめさせるのは、「デモクラシー」(民主制・民主政)国民の声と選挙だけです。

みんなで、がんばるしかありません。


「豊かな自然の夕張へ!」見学バスツアーを実施しました。

バスツアーチラシ(画像)9日(土)ゆうばり再生市民会議福祉・生活分科会では、被災者支援ネットワーク夕張夢再生館との共催で、被災者支援の一環として、「豊かな自然の夕張へ!」見学バスツアーを開催しました。

この取り組みは、日本共産党の衆議院候補森つねとさんと、みちのく会のお母さんたちとの懇談の際、「札幌で働きたくても、保育園がいっぱいで子どもを預けられない」―そんなお母さんの声をフェイスブックで知り、「夕張なら保育園にはすぐ入れるし、介護などの仕事ならある!」そんな思いが、この企画の発端になりました。

ゆうばり再生市民会議でマイクロバスの費用として、夕張市の『しあわせのハンカチ基金』に申し込み、助成が決定。札幌在住の避難者自助団体「みちのく会」(約1500世帯が加入)を中心によびかけ、札幌と富良野からの参加者も含め、移住を検討中の2家族と単身の方が二人。今後の参考にと、札幌の受け入れボランティアの方を含め、10名の方が参加してくださいました。

中学校小学校・中学校・高校・歩団地・栄団地・マウントレースイスキー場・はまなす会館の障害児等のデイサービスをご紹介し、昼食交流会後、夕鹿の湯で温まっていただきました。

早速、「建物の物件情報を見たい」という方、「少し広めの土地を購入して農業をやってみたい」という方には、市のHPからインターネットで情報(http://www.yubari-fudosan.jp/)をみていただきました。

ボランティアの方からは「札幌にも空港にも近いし、静かな自然の中で暮らしたい人にはいいですね。広報紙でも紹介させていただいたり、知り合いの方たちにもお話しします。今後とも是非よろしくお願いします。」

市民活動が、大きなネットワークにつながりました。夕張の良さをお伝えする被災者支援が夕張の再生につながれば、こんなうれしいことはありません。

★・・・夕張メロンだけじゃない・・・夕張にしかないもの~これらもPRしておきました・・・★★

★まちの大きな通りのわきにパウダースノーのスキー場 ~しかも、空港から一番近いゲレンデ~新千歳空港から55Km http://www.yubari-resort.com/)

★世界でも貴重な石炭博物館(http://www.yubari-resort.com/contents/facility/museum/) 

天然記念物の夕張岳(http://yuparikozakura.org/

★もうすぐ巨大シューパロダムの湖底へ(http://www.yubari-resort.com/contents/dam/

他にも、川では化石がごろごろ見つかる場所があったり、地下にはたくさんの石炭が眠っていたり・・・やはり夕張は ・・・ (2007/11/15 十勝毎日新聞記事より 自然と産業遺産が“財産”) 改めて再確認です。

・・・夕張破綻、今後の地域の在り方は… 地方自治研究者・河合酪農学園大教授に聞く http://www.tokachi.co.jp/kachi/07nenkan/20071115/bangai2.htm -夕張が歩む方向は。

 …歴史村は博物館でなくてはならないし、社会教育施設であり、文化的な価値のある産業遺産。そういう発想がなかった。世界文化遺産に指定された、島根県の石見銀山と極めて好対照。夕張の資源の1つは豊かな自然。ここはエコミュージアムということをきちんと掲げ、夕張岳、石炭などを財産と位置づけたまちづくりを考える。エコツーリズム、体験型交流型で人に来てもらうネットワークの組み方がある。…


韓国でも『住民自治』

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 10月初旬、SBS(旧ソウル放送)からインタビューの申し込みがありました。

さて、インタビュー当日、この番組はソウル大学との共同制作で、「中田市政はワンマン・トップダウンで、他からの意見を聞こうとしなかったことも、破たんの原因の一つと聞いている。今、韓国でも同じような自治体が問題となっているため、現在の夕張市の状況、民主主義・地方自治・情報公開・首長と住民との対話等について話してほしい」ということでした。

そこで、「当時は国の大きな政策転換の中で、三セクの決算状況も公開されず、借金の額も闇の中だったことが巨額な赤字の原因の一つにもなった。

現在は、『市長とのふれあいトーク』や、市民5人以上が集まれば『市長と話そう会』、また、市民参画の協議会・検討委員会などが設置され、議会も各種の懇談会を開催し、市民の要望を聞く機会を何度もつくっている」こと等をお話しました。

最後に「住民の側からの自治について、どう考えるか」という質問。

とっさに「権力者が勝手に決めて上から押し付けるのは、自治ではなく統治。民主主義は住民が生活の中から問題点を出し合い、行政と住民が話し合いで解決、実現させていく『住民自治』が大切ではないでしょうか。」とお話しすると、笑顔でOKサイン。

まさに、「地方自治は民主主義の学校」です。

巨額な代償を支払って得た夕張市民の『住民自治』は始まったばかり。財政破たんの責任と分担を明確にするのはこれからです。

※写真は記念にいただいた、「SBS」のロゴ入りボールペンセットです。